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資質向上へ職員研修 東牟婁の4商工会

7/13(木) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県東牟婁郡の4商工会は本年度、国の伴走型小規模事業者支援推進事業(伴走型補助金)を受け、事業者の経営支援に取り組んでいる。8日にはその一環で、串本町串本の同町商工会に各商工会の経営指導員11人が集まり、資質向上のための研修をした。

 串本町、古座川町、紀南くろしお(那智勝浦町と太地町)、北山村の4商工会は本年度、東牟婁全体を盛り上げようと合同で、伴走型補助金を申請。地域経済の動向調査、各事業所の事業計画策定や策定後の実施支援などに力を入れている。

 研修は全7回(各回6時間)で、座学やグループワーク、プレゼンテーションを通して「マーケティング基礎」「コミュニケーションスキル」「プレゼンテーションスキル」を学ぶ。高齢化、少子化、物流形態の変化など、商工会会員の置かれているビジネス環境の変化に対応し、商工会職員に求められているビジネススキルを高め、会員に情報などを提供していくことを目的にしている。

 講師は県商工連合会経営・技術強化支援事業専門家でNPO法人「環境社会教育機構」(串本町出雲)の理事長、須藤英司さん(58)=串本町和深。須藤さんは「目的」「目標」「原因」「結果」「非現実・反事実」「過去・現在・未来」という、研修中に意識しておくと考えをまとめやすくなるキーワードを紹介し、各回の講座内容について確認した。

 今回の第1回講座では、マーケティングの定義について学んだ。まず最初に、中小零細事業者や地域にとって商工会とは何なのか、商工会職員が共通の意識を持つ重要性を語った。

 マーケティングについては、マーケットを捉える切り口によって理解が変わるものと説明。なぜ成功、失敗したのかを分かるために、マーケティング的な手法で考えて行動することが大事とした。

最終更新:7/13(木) 17:00
紀伊民報