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ウイスキー蒸留所、観光施設に改装 若鶴酒造

7/13(木) 1:29配信

北國新聞社

 若鶴酒造(砺波市)は12日、北陸唯一のウイスキー蒸留所「若鶴三郎丸蒸留所」の改修記念式典を開いた。ウイスキーの製造工程を見学できる通路や香りのサンプルを体感できるコーナーを新設し、国内外の来訪者に対応できる産業観光施設に改装した。総事業費は1億円で、品質向上を図る設備も増強した。13日にオープンする。

 蒸留所は半世紀以上前に建てられ、老朽化に伴って昨年12月、改装に着手した。通路などのほか、ウイスキー造りの歴史を紹介する展示スペースも設けた。

 二条大麦からウイスキーの原料となるモルトを生成する粉砕機も導入した。従来は粉砕した麦芽を輸入していたが、内製化することで品質管理を徹底する。蒸留器のネック部分には高岡銅器を使用した。改修費用の1億円のうち3800万円はインターネット上で資金を募る「クラウドファンディング」を活用した。

 式典では、若鶴酒造の稲垣晴彦最高経営責任者(CEO)が「本当に良い、評価してもらえるウイスキーを造っていきたい」と決意を語った。石井隆一富山県知事、橘慶一郎復興副大臣が祝辞を述べた。クラウドファンディングで出資した東京都の料理店経営野村祐介さん(35)は「会社側の熱意が伝わってきて、出資して良かったと思った。これからのウイスキー造りが楽しみ」と期待した。

北國新聞社

最終更新:7/13(木) 1:30
北國新聞社