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墓清掃代行に参入 黒川仏檀店

7/13(木) 1:29配信

北國新聞社

 黒川仏檀店(金沢市)は、墓の掃除を代行する事業に乗り出す。体力的に墓掃除が負担となる高齢者や、日常的な管理が難しい県外在住者の需要を見込む。生活スタイルの変化で「仏壇離れ」が進む中、掃除代行サービス業と連携して新たな市場を開拓する。旧盆に向け、20日に受け付けを始める。

 黒川仏檀店が依頼を受け付け、掃除代行サービスなどを手掛けるコウメイ(金沢市)が清掃を請け負う。

 黒川仏檀店によると、仏壇の需要は減少傾向にあり、引っ越しや住人の高齢化で管理できなくなった仏壇の引き取りが増えている。仏壇の引き取りを求める複数の依頼者から「墓の手入れに困っている」との声が寄せられたことから、掃除代行を事業化することにした。仏壇店が墓の掃除を代行するケースは珍しいという。

 代行サービスでは、スタッフが草むしりや墓石を掃除した後、墓前に仏花や線香を供え、お参りも行う。清掃した墓の写真を依頼者にメールや手紙で送る仕組みとなる。

 年間契約で、利用料は年1回1万円、2回で1万6千円、4回で3万円。依頼者の墓を特定するため、初回のみ現地調査費として3千円が必要となる。1回のみの依頼も受け付ける。

 コウメイは、掃除代行サービスで聴覚障害者数人の雇用を予定しており、事業の拡大に伴って、雇用を増やす考えである。

 黒川仏檀店の黒川義信社長は「時代の変化に合わせ、故人を思う心に寄り添った新たなサービスを展開していく」と話した。

北國新聞社

最終更新:7/13(木) 1:29
北國新聞社

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