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日本ハム大谷29球KO 158キロも17球ボール

7/13(木) 7:51配信

日刊スポーツ

<オリックス6-3日本ハム>◇12日◇京セラドーム大阪

 日本ハム大谷翔平投手(23)が、オリックス14回戦(京セラドーム大阪)で今季初登板先発し、2回1死満塁で降板した。3人の走者を残し、マウンドを去った。投手としての“開幕戦”は、2回途中4失点。最速は158キロを記録したが、全29球中17球がボール球と暴れた。「実戦では、気がつかないうちに強度が高くなっている。ひさびさの感覚でした。やろうとしたことは全然できなかった。相手どうこうじゃなく、自分の感覚の違い。数をこなしていかないといけない。修正できなかった」。チームの借金はついに20。自身にも黒星がついた。

【写真】大谷の投球内容詳細

 1回、先頭の小島への初球。155キロをマークした直球は、左打者の膝元に外れ、捕手の清水も後逸した。2球目も同じボール。今月6日のフリー打撃登板でも目立った「ひっかけ」は、この日も際立った。21球のストレートのうち、12球は同じコースへ。2回には大城へ押し出し四球も与えた。すべて150キロ台と速さは健在だが、剛球を制御することはできなかった。

 長期離脱の原因となった左太もも裏の肉離れ。負ったのは、同じ京セラドーム大阪の試合だった。4月8日、直行したトレーナー室で「全然大丈夫ですよ」と、周囲を安心させようと足踏みまでして見せたと言うが、結果的には2カ月半も離脱する大けがだった。“鬼門の地”で復活はならなかった。

 フォークで2つの三振を奪うなど、手応えをつかんだ部分もある。難しいのは、今後の調整。栗山監督は「明日、あさっての体の状態を見て」。打者としても戦力であるだけに、1軍登板を重ねるか、2軍戦で準備するのかは難しい選択となる。大谷は「数を投げて養っていかないといけない。キャンプからやっていくのが普通だけど、今年はキャンプで全く投げていない。そこを早くできるようにしたい」。二刀流のジレンマ。完全復活への道は、まだ歩み始めたばかりだ。【本間翼】

 ▼大谷が2回1死満塁から大城に押し出しの四球。大谷の押し出しは1年目13年7月30日ロッテ戦(打者塀内)、9月26日ロッテ戦(福浦)、10月4日ソフトバンク戦(山崎=死球、今宮) に次ぎ4年ぶり5度目。

最終更新:7/13(木) 12:12
日刊スポーツ

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