ここから本文です

船橋ヒガシウィルウィンが首差制し3歳砂王/JDD

7/13(木) 8:58配信

日刊スポーツ

<ジャパンダートダービー>◇12日=大井◇統一G1◇ダート2000メートル◇3歳◇出走14頭

 5番人気のヒガシウィルウィン(牡、船橋・佐藤賢)が首差の激戦を制し、3歳ダート王の座についた。勝ちタイムは2分5秒8。主戦の負傷で手綱を任された本田正重騎手(29)が、執念の騎乗で愛馬を頂点に導いた。地方馬のJDD制覇は10年マグニフィカ以来7年ぶり5頭目、統一G1制覇は13年全日本2歳優駿のハッピースプリント以来。東京ダービー馬が、中央勢を相手に意地の勝利だ。

 4角を前に鞍上の右ムチが入ると、外に進路を取ったヒガシウィルウィンの前にビクトリーロードが開けた。内を突いて抜け出したサンライズソアが必死に食い下がる。外からじりじり差を詰めると、本田正騎手の気合に応え、ゴール手前で首差だけ前に出た。

 重圧に打ち勝った。右かかとの骨折で戦列を離れた森泰斗騎手からバトンを受けた。騎乗が決まった時、驚きと喜び、プレッシャーを感じた。「毎日この日を考えていた」。主戦からは「乗りやすい馬で折り合いもつく」とアドバイスももらった。「昔からかわいがってもらっている。泰斗さんの分まで」。感謝の気持ちを胸に最高の結果で応えた。デビュー13年目でうれしいG1初制覇。ウイニングランで大歓声に応えた。

 地方馬によるJDD制覇は10年マグニフィカ以来。佐藤賢二師にとってはトーシンブリザードで制した01年以来2度目のV。「若いけど、男にしてやんなきゃ」と、地元船橋の29歳に手綱を任せた。「4、5番手で直線外に出してくれと。伸びてくるから信じて」。レースを見守り、強力中央勢を撃破した師は表情を崩した。今後は放牧の予定。秋にはさらなる飛躍が待っている。【渡辺嘉朗】

最終更新:7/13(木) 9:02
日刊スポーツ

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ