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大正期の洋館、観光拠点に改装へ 兵庫・たつの

7/14(金) 7:30配信

神戸新聞NEXT

 兵庫県たつの市は、同市龍野地区にある大正期の洋館「旧龍野醤油同業組合事務所」などを観光交流施設として改装し、10月1日にオープンする方針を決めた。醤油、そうめん、皮革など市が誇る地場産品のPR拠点としても活用。国の登録有形文化財にも選ばれた産業遺産が、たつのの新たな魅力発信基地に生まれ変わる。(松本茂祥)

 同組合事務所は、県の歴史的景観形成地区に指定された龍野地区のランドマークの一つ。「うすくち龍野醤油資料館別館」の名称でも知られた。市が2015年に龍野醤油協同組合から建物と敷地を購入し、活用法を検討していた。

 計画によると、同組合事務所には観光案内所を置き、市内の名所や観光ルートなどの情報を提供。醤油などに代表される地場産業も紹介、展示する。

 隣接する同組合醸造工場には、これら地場産品を一堂に集めたアンテナショップを設け、販売も手掛ける。オープンテラスを併設したカフェ、醤油やみそなど地域に根付く醸造文化をワークショップ形式で体験できる区画も整備。“買って食べて感じる”体感型の施設を目指す。

 オープンに先立ち、市は施設名称の人気投票を今月25日まで実施中。市が用意した八つの候補作から選んでもらう方法で、市役所本庁と総合支所、市ホームページで投票を受け付ける。

 市は「産業を中心にたつのの魅力を内外に発信し、みなさんに愛される施設となるように育てていきたい」としている。

最終更新:7/14(金) 7:45
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