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花粉、水草、顕微鏡で観察 水戸・飯富幼稚園、水戸二高生が指導

7/14(金) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

水戸市飯富町の市立飯富幼稚園で11日、顕微鏡でユリの花粉やゾウリムシを観察する実験講座があり、県立水戸二高生が園児10人を指導した。科学技術系人材育成のため文部科学省が指定するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の一環で、生物同好会の女子生徒3人が参加した。園児は「ゾウリムシが動いているのが見えたよ」と歓声を上げた。

同校はSSHに指定され12年目。小中学生向けの理科実験講座を毎夏開いているが、園児向けは初めての試み。高木昌宏講師は「5、6歳児でのこうした経験がイメージに残る。成長してからいい影響を与えることができる」と狙いを話した。一方、生徒側には、科学をかみ砕いて伝える力が求められるという。

講座ではヒマワリ、タンポポ、サクラ、チューリップには、それぞれ異なる形の花粉があることをモニターで説明した。続いて顕微鏡を使って、ユリの花粉や水草のオオカナダモ、体長0・3ミリのゾウリムシを観察した。生徒が顕微鏡を調整してピント合わせをしていると、園児らは興味津々な様子だった。

2年の助川真由子さん(16)は「園児の目線に立ち、どうすれば理解されるかを考え準備してきた。植物や動物が好きになってもらいたい」と感想を話していた。  (清水英彦)

茨城新聞社