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デジタル広告賞「コードアワード2017」、大賞は江崎グリコ

7/14(金) 7:10配信

ITmedia マーケティング

 D2Cは2017年7月12日、デジタルマーケティングの広告賞「コードアワード2017」の最終審査を行い、ファイナリスト30作品の中から、受賞16作品を決定したと発表した。グランプリは、江崎グリコのお菓子で学べるプログラミング教材「GLICODE」。「ベスト・イノベーション」をパナソニック「聞き間違えない国語辞典」が、「ベスト・クラフト」をNIKE「NIKE UNLIMITED STADIUM」が受賞した。

お菓子で学べるプログラミング教材「GLICODE」

 同アワードは、旧「モバイル広告大賞」を前身に2014年にスタート。各種デジタルを活用したマーケティングコミュニケーションの事例を対象にクリエイティブ、テクノロジー、マーケティングなどのスペシャリストが審査を行い、秀逸な作品を顕彰する。今回対象となるのは、2016年4月1日から2017年3月31日の期間に実施、開始された事例で、国内外から過去最高となる147作品の応募があった。

 今回の特徴としては、IoTやVR、人工知能(AI)、データ活用、スマホ決済といった社会的な注目キーワードとして定着しつつある技術を高度なマーケティングコミュニケーションに落とし込んだ作品が多かったことだ。また、狭義の広告という概念を超えて、よりプロダクト・サービスに近づいた作品も多かったという。おもな作品は以下の通り。

●グランプリ

GLICODE

広告主企業名: 江崎グリコ

商品・サービス名: 企業広告

概要:お菓子を並べてスマートフォンのカメラで撮影すると、画像認識技術を用いてお菓子1つ1つがプログラミングのコードに変換される。このコードを用いてゲームキャラクターをゴールに導くことで遊びながらプログラミングを学べる。

●ベスト・イノベーション

聞き間違えない国語辞典

広告主企業名: パナソニック

商品・サービス名: 聞き間違えない国語辞典

概要:難聴者を補聴器でサポートしてきたパナソニックが開発してきた、聞こえの問題を啓発するモバイル辞書。三省堂「スーパー大辞林 3.0」収録後の312億通りから独自の人工知能で検出した約150万もの聞き間違えやすい言葉と、それを避ける話方を収録した。

●ベスト・クラフト

NIKE UNLIMITED STADIUM

広告主企業名: NIKE

商品・サービス名: LUNAREPIC

概要:ランナーは、RFID(無線タグ技術)チップが装着されたスニーカー「LUNAREPIC」を着用して走り、ラップタイムを計測すると、2週目からLEDスクリーンに登録した自分のアバターが出現する。アバターは、1週目のラップタイムで併走する。ランナーがアバターに勝つとアバターは、新しく更新されたベストタイムで次のラップを走るため、自分の最高記録に自分で挑戦できる。

●ベスト・イフェクティブ

バレンタインポスト

広告主企業名: ネスレ日本

商品・サービス名: キットカット ショコラトリー

概要:相手に会わなくてもチョコを簡単に贈りあえるバレンタインのサービス。キャンペーンサイトに「チョコを待ち受ける」自分専用のポストを作ってSNSにシェアすると他ユーザーがポストにチョコを入れられるようになるという仕組みで、ポストに入ったチョコはすぐに届く。チョコは、「キットカット・ショコラトリー」の中から選び、告白、日ごろの感謝など20文字のメッセージを付けて贈れる。

●ベスト・キャンペーン

TOKYO CULTURE STORY

広告主企業名: ビームス

商品・サービス名: 40周年プロジェクト

概要:BEAMSが創業した1976年から2016年までの東京のカルチャーを5分のワンカット映像に凝縮して表現。ファッションは、流行した82のスタイルを200以上のブランドと350以上の当時のアイテムにより忠実に再現している。音楽は、「今夜はブギーバック」を15の音楽ジャンルでリミックスし、各時代を代表する27人のミュージシャンが歌いつないだ。

●ベスト・ユース・オブ・メディア

タクシーの降り方が、変わる|JapanTaxi Wallet

広告主企業名: JapanTaxi

商品・サービス名: 全国タクシー

概要:タクシー乗車の際に、車両に搭載されたタブレットに表示されたQRコードを「全国タクシー」アプリで読み込むと、到着前に支払い手続きを行える決済システム。急いでいる場合や荷物が多い場合など、タクシー利用者の降り方を変えるとしている。