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【フィリピン】JT、同業マイティーと1千億円の買収交渉

7/14(金) 11:30配信

NNA

 日本たばこ産業(JT)は13日、フィリピンのたばこ製造・販売マイティー・コーポレーションの資産買収へ向けて協議していると明らかにした。買収額は450億ペソ(約1,007億円)。今月20日までに交渉が成立するとみられている。JTは米フィリップ・モリスが圧倒的なシェア持つフィリピン市場で、今年からたばこ製造を開始。同業大手の買収が実現すればシェア拡大に弾みが付きそうだ。
 フィリピンの財務省が12日に発表した声明で、買収額や、両社が20日までに覚書を交わす予定であることを明らかにした。マイティーは現在、総額378億8,000万ペソの脱税疑惑で訴追されている。資産売却で得た資金は当局への支払いに充てる。
 売却の対象には、製造や流通の資産、知的財産権などが含まれる。現地で広く流通しているたばこ「マイティー」のブランドをJTが取得する可能性が考えられる。JTの広報担当者はNNAに対し、「製造と流通資産の買収に関して協議しているのは事実。ただ、守秘義務の観点から金額などの詳細は控える」と述べた。
 JTは今年4月にフィリピンでたばこの製造を開始した。バタンガス州の新工場では400人超を雇用し、国内のほかアジアの一部地域へも製品を供給している。生産能力やシェアなどは非開示。JTは、海外ではアジアや欧州を中心に26工場を運営している。

最終更新:7/14(金) 11:30
NNA