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働く女性が本気でお金を勉強!「きんゆう女子。学院」入学体験リポート

7/14(金) 11:10配信

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30代を目前に控え、「お金のことにもう少し詳しくなれたら……」とDAILY ANDSでライター業を始めてからはや1年。これまで(半ば無理やり)株に挑戦したり、不動産について取材をしたりしてきた筆者ですが、実は「経済」や「お金の流れ」について一から学んだことはありません。

そんな中、ついに、

「Y子さん、イマドキ女子たちに混じって『お金の勉強』をしてきてもらえませんか?」

とDAILY ANDS編集部から指令を受けました。

イマドキ女子に混じってお金の勉強ってどういうことだろう??

あまりよく分からないまま、2017年5月某日の夜、日本随一の金融街である東京・日本橋兜町の東京証券取引所を訪れることになりました。

■お金は好き!だけど投資は初心者

この日、東証で開かれたのは働く女性がお金について学ぶ「きんゆう女子。学院」。働く女性のための金融コミュニティ「きんゆう女子。」が運営する講座で、今年1~3月に開かれた「私立きんゆう女子。学院」の姉妹校という位置づけです。

「私立」はセゾン投信の中野晴啓社長が校長先生を務めていましたが、今回は日本取引所グループで広報・IR部に所属する、青沼見和さんが校長先生を務めます。

この日は記念すべき第1回ということで、「生徒」さんは30人以上。もちろん全員女性。平日の夜なので、会社帰りの人がほとんどといった印象です。

青沼先生はまず、「みなさんの中で、お金が好きだという人はいますか?」と質問。すると、半分くらいの生徒さんが手を挙げます。

次に、「投資をしたことがある人はいますか?」という質問に手を挙げたのは、全体の約半分以下でした。投資初心者の人が多そうで、筆者もほっとひと安心です。

■経済とは?金融とは?

この日は初回ということで、「きんゆう女子。」を主宰する鈴木万梨子さんの挨拶に続いて、青沼先生が「経済とは?」「金融とは?」について解説してくれます。

「金融には、間接金融と、直接金融の2種類があります」

と言われたときには、「は、初めて聞く言葉だな…」と、一瞬「?」マークが浮かびましたが、

・間接金融…銀行などに預貯金を預け、そのお金を企業などに投資して利息をもらうこと
・直接金融…株式や債券などを投資家が直接購入し、配当などを受け取ること

という青沼先生のわかりやすい説明で、理解することができました。

「万が一銀行が破たんしてしまった場合、たとえいくら預けていたとしても、最大で1000万円までしか戻ってきません。銀行口座は、何個かに分けておいた方がいいですよ」(青沼先生)

と、青沼先生のアドバイス。生徒さんはみな、「なるほど」といった感じでうなずいています。

■ライフイベントにかかる費用

きんゆう女子。学院には生徒同士でディスカッションするタイミングがたくさんありました。この日、最初のディスカッションテーマは「人生の収支について」。

まず、青沼先生はライフイベントにかかる費用について解説。

「結婚は結婚式だけでなく、結婚指輪や新婚旅行、引っ越し代などもかかります。また、マイホームを購入した場合も、購入費だけでなく登記にもお金がかかります。〝生きていくのにはけっこうお金がかかる〟ということを知っておきましょう」(青沼先生)

そして、ここから生徒同士のディスカッションがスタートです。

・結婚費用
・子育て費用
・マイホーム費用
・老後の費用

の4項目について、

・どこを削りたくないか
・節約するためにはどうすればよいか
・収入を増やすための方法

などを話し合いました。各グループで、活発に意見が飛び交います。

■「教育費」は削りたくない

「削りたくない項目」について、私のグループでは全員が

「子どもの教育費!」

と答えました。

「『お金がないから進学させられない』という風にはしたくない」
「留学など、子どもがやりたいことはできるだけやらせてあげたい」
「たとえ教育費が十分になくても、子どもには国に通ってもらうなど工夫したい」
「親の金銭的な理由で、子どもの教育費を削るのはマズイと思う」

など、将来子どもができた時のことを、今からしっかりと考えていることがわかりました。

■節約のコツは「お金のかからない夫」!?

ディスカッションの後は、出た意見を各グループごとに発表します。この時に出た、意見の一部をご紹介します。

▽結婚費用について
「披露宴はせずレストランウェディングにした友人。新婦のお色直しもナシで、費用を削れたと言っていた」
「50万円くらい(!)で結婚式ができた、という友人の話を聞いた」

▽マイホームについて
「都心ではなく郊外に購入して費用を抑える」

▽老後費用について
「病気にならないように、今のうちから健康をキープする」
「老後、お金のかからなそうな夫を選ぶ(!?)」

結婚費用については、「豪華な結婚式・披露宴を挙げたい!」というよりも、「無駄な部分は削り、そのお金を別のことに使いたい」と考える、イマドキ女子の感覚が少し垣間見えました。

老後費用の「お金のかからなさそうな夫を選ぶ」という意見には、会場みんなで大笑い。「そういうお金の使い方もあるな」と参考になります。

■フリマアプリで収入アップ!

収入アップに関しては、主に「副業」か「キャリアアップ」で増やすのが良いのでは、という意見が多数。会社で副業が認められているという女性も、複数名いました。

話題になったのが、フリマアプリで不用品を売る、という方法。

「使い掛けの化粧品を数千円で売っている友人がいる」
「お菓子の空き箱を出品したことがありますが、意外と売れます!」

などなど、上手に活用している人も結構、いるようでした。

■若いうちから資産運用をスタートさせよう

最後のテーマは、「資産運用について考える」。資産運用のリスクとリターン、利回り、複利、分散投資など、資産運用についての基本的な説明が青沼先生からありました。

「若い頃から資産運用を始めれば、損をしてもやり直しができますし、自分が投資に向いているかどうかも確認できます」と、青沼先生。

また、青沼先生は宝くじは購入金額からPR費が大幅に差し引かれた後、残ったお金を当選金として再分配しているということを説明してくれました。

「宝くじってそんなにたくさんの宣伝費がかかっているのか!」と筆者も、ほかの女性たちもみんなびっくり。「投資とギャンブルは全く違う」と言われる意味が少しわかった気がします。

■お金に対する不安が消えた!

最後に、今日の授業で印象に残ったことを発表し合います。

「これから、自分に合ったお金の使い方を探していきたい」
「人生で、これだけお金がかかるとは知らなかった!」
「具体的に、何にいくらくらいお金が必要かわかり、お金に対する不安が消えた」

などの声があり、約2時間半の授業が終了しました。

■「お金について学びたい」女子、多数入学!

生徒のみなさんに参加したきっかけを聞いてみました。

「お金のことで将来苦労したくないから、今のうちに知識をつけておきたい」
「将来は東京23区内にマンションを買うのが目標なので、お金の勉強をしておきたい!」
「株や投資信託に興味があるが、銘柄など何を選べばよいか分からない」

など。20代~30代の女性が中心ですが、「お金のことや資産運用について、若いうちに知っておきたい」という思いはみんな同じ。また「投資をするならある程度しっかりと知識をつけてスタートしたい」という、堅実なマインドも感じられました。

生徒さんの趣味は、ジム通いやヨガ、映画鑑賞などなど。仕事もプライベートも充実した、アクティブなライフスタイルの女性が多い印象を受けました!

■リアルな意見を聞くことができました

「お金について学ぶ」と聞くと堅苦しいイメージがありますが、きんゆう女子。学院では、スライドなどを使ってわかりやすく説明してくれます。生徒同士で話し合う機会も多いため、同年代女子のリアルな意見を聞くことができ、とても参考になりました。

きんゆう女子。学院は今年7月まで全部で4回開かれます。引き続き、授業の様子をリポートしていきます!(「きんゆう女子。学院」入学体験リポート②に続く)

Y子
大学卒業後、出版社勤務等を経てフリーライターに。インタビューや取材、記事制作などを行う。20代の終わりが近づき、ただ漠然と貯金をすることに疑問を感じ「投資」に関心が出てきた。

(提供:DAILY ANDS)

最終更新:7/14(金) 11:10
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