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米軍司令官「軍事的選択肢、どれも実行可能」 対北朝鮮

7/14(金) 4:58配信

朝日新聞デジタル

 米太平洋軍のハリス司令官が13日、朝日新聞の電話インタビューに応じた。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮について、制裁や外交を通じた解決は目指し続けるべきだとしつつ、「軍事的な選択肢は常に準備されており、そのどれもがいま実行可能な状態だ」と語った。米国の外交的努力の背景に、軍事的圧力があることを示したものだ。

 米政権は現時点で、北朝鮮に影響力がある中国に制裁圧力を強めるよう求めるなど、外交的解決を目指す方針は崩していない。ただ、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は6月末、「大統領から軍事的手段も含めたすべての選択肢を準備するよう指示された」と述べており、ハリス氏は今回、最高司令官である大統領の命令があれば軍事攻撃が可能な態勢にあることを示した。

 また、北朝鮮が4日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に成功したと発表したことを受け、「米国本土を射程に入れた核搭載のICBM発射というゴールに日々、近づいている」と指摘。「現時点では核弾頭は搭載されていないとみられるが、注視しなければならない」と述べた。

 北朝鮮問題に関する中国の関与については「トランプ大統領が最近ツイートしたように、中国は外交、経済面で取り組んでいるとは思うが、もっとできるはずだ。中国が本来できることのすべてをやっているとは思わない」と、北朝鮮への圧力が不十分であるとの認識を示した。

朝日新聞社