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浸水区域、想定引き上げ 馬込・太田川水系1000年に1度の大雨で 静岡

7/14(金) 7:55配信

産経新聞

 県は県西部を流れる馬込川水系(浜松市)と太田川水系(磐田市、掛川市、袋井市、森町)の5河川について、「千年に1度程度の最大規模」の雨量を想定した「洪水浸水想定区域」図を作成し、公表した。平成27年の水防法改正を受け、50年に1度の大雨を前提にしていた従来の想定を引き上げた結果、馬込川水系の同区域は約3・8倍の4028ヘクタール、太田川水系は約1・2倍の1万390ヘクタールに広がった。

 新想定は馬込川水系で4時間に337ミリ、太田川水系で24時間に630ミリの雨を想定。人が動けなくなり、屋外への退避が困難になる水深0・5メートル以上の浸水が続く時間や、洪水時に家屋が流出・倒壊する恐れがある「家屋倒壊等氾濫想定区域」も新たに公表した。

 大井川や狩野川など県内で国が管理する1級河川は28年度までに洪水浸水想定区域の見直しを完了済みだが、県管理河川の見直しは今回が初めて。見直しが必要なのは今回の2水系5河川を含めて47河川で、県は33年度末までの完了を目指している。

 今回公表された馬込川水系と太田川水系の洪水浸水想定区域は県のホームページに掲載済みで、14日からは県地理情報システム(GIS)でも閲覧できる。

最終更新:7/14(金) 7:55
産経新聞