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ドル小幅高、強い米指標でも上値重く=NY市場

7/14(金) 6:49配信

ロイター

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 13日のニューヨーク外為市場では、ドルが小幅高。朝方発表された強い内容の米経済指標がドルの支援材料となったが、上値が重い展開だった。

終盤のドル/円<JPY=>は0.09%高の113.24円、ユーロ/ドル<EUR=>は0.06%安の1.1403ドル。

米労働省が発表した週間失業保険申請件数は1カ月ぶりに減少して労働市場の底堅さを示し、6月卸売物価指数(PPI)は前月比0.1%上昇と市場予想を上回った。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は12日の下院証言で、米経済は利上げと資産縮小開始を始められるほど健全だと発言。ただ、低調な物価のために利上げ余地が限られるかもしれないとの見方も示した。

BKアセット・マネジメントのマネジングディレクター、キャシー・リーエン氏は「イエレン氏は米経済改善の認識を表明してドル強気派にある程度希望をもたらしたが、結局のところ投資家は今後のデータがどうなるかまだ疑っている。だからドルの上値を追う動きがほとんど見られなかった」と指摘した。

リーエン氏によると、投資家の注目は14日に発表される6月の米小売売上高と消費者物価指数に集まっている。

前日大幅に値下がりしたユーロは落ち着きを維持。みずほのFXストラテジスト、サイリーン・ハラジリ氏は、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が8月の米ジャクソンホール会議で講演する可能性があるとの報道に言及し、「ECBが、金融緩和縮小開始や場合によっては債券買い入れプログラムの打ち切りを示唆し始めるのではないかとの思惑が出ている。それがユーロを支えたと思う」と話した。

ドル/円 NY終値 113.27/113.29

始値 112.97

高値 113.46

安値 112.97

ユーロ/ドル NY終値 1.1395/1.1402

始値 1.1385

高値 1.1419

安値 1.1371

最終更新:7/24(月) 2:29
ロイター