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ゲーム・スマホと関わり→言葉の獲得遅れ 1歳半児対象の出雲市アンケート 島根

7/14(金) 7:55配信

産経新聞

 テレビやゲーム機、スマートフォンなどとの接触時間が長い子ほど言葉の発達が遅い傾向にあることを、島根県出雲市が1歳半児を対象にした調査で突き止めた。同市では、今年度策定する市の第2次健康増進計画に、乳幼児とメディアの関わり方について対策を盛り込む考え。

 同市健康増進課のグループでは平成28年度、1歳半児を対象とした健康診査の際、テレビの視聴時間やゲーム機、スマホを触っている時間などについて保護者からアンケートを実施。1522人から回答を得た。この結果、有意語を3語以上話す子は、テレビを2時間以上見る比率が9・1%にとどまり、ゲーム機やスマホで遊ばない比率が77・2%だった。これに対し、3語未満の子はそれぞれ21・1%、68・2%と、メディアとの接触が多いほど、言葉の獲得が遅い傾向にあったことが分かった。

 グループは「言葉の獲得が増える1歳半ごろにメディアなどからの一方的な刺激が多い生活環境が、有意語の表出に悪い影響を及ぼしている」と推測。だが、テレビやゲーム機、スマホを「だめ」と言うだけではなく、親子で触れ合える遊びの提案、絵本の読み聞かせなど、有効な代案を示していきたいとしている。この研究成果は8月22日に松江市で開かれる中国地区公衆衛生学会で発表される。

最終更新:7/14(金) 12:49
産経新聞