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熱中症の搬送急増 各地で軒並み30度超 県、市町など注意喚起 滋賀

7/14(金) 7:55配信

産経新聞

 連日うだるような暑さが続く県内。この暑さで、7月に入り熱中症による救急搬送が急増している。県内では9日までに50人以上が搬送され、早くも6月中の人数を上回った。7月は例年、全国的に熱中症が急増することから、県や市町などでは、こまめな水分補給などの予防策を呼びかけている。

 彦根地方気象台によると、13日の県内は、日本列島の南に張りだした高気圧や晴天が続いている影響で気温が上がり、各地で軒並み最高気温が30度を超える真夏日となった。

 長浜市(33・8度)や米原市(31・6度)では、最高気温が今年最高を記録。彦根市では8月上旬並みの31・9度となったほか、大津市でも平年より2・9度高い32・9度となり、ハンカチで汗をぬぐったり、日よけにタオルをかぶったりして歩く人の姿が目立った。

 連日熱戦が続く高校野球県大会。会場の一つの皇子山球場(大津市)では、周辺に店舗が少なく、自動販売機もすぐに売り切れてしまうことから、昨年から市商店街連盟が出店を設け、飲み物などを販売している。

 熱中症対策の意味合いもあるといい、この日も応援に駆けつけた生徒や保護者らが、冷たいスポーツドリンクなどを次々と買い求めていた。

 消防庁のまとめでは、昨年5~9月の熱中症による救急搬送人数は5万412人で、半数が65歳以上の高齢者だった。滋賀県内では629人が搬送されている。

 熱中症は、気温や湿度によって体温調節機能がうまく働かなくなることで起こる症状で、めまいや頭痛、重篤な場合は死亡することもある。

 例年7~8月に被害が集中しており、県内では、今月3~9日の救急搬送者は52人にのぼり、重症者や死者はいなかったものの、6月中の45人を上回った。

 県や各市町、滋賀労働局などでは、スポーツドリンクなどで水分や塩分を補給したり、エアコンや扇風機を使うなどの予防策をとるよう呼びかけている。

最終更新:7/14(金) 7:55
産経新聞