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新薬師寺旧境内出土品を公開 金堂跡発見10年記念 奈良教育大、瓦や復元模型展示

7/14(金) 7:55配信

産経新聞

 奈良教育大学構内(奈良市高畑町)で奈良時代の新薬師寺金堂とみられる大型建物跡が出土してから来年で10年となるのにあわせ、瓦などの出土品を公開する「新薬師寺旧境内展~蘇る幻の大寺院」が、同大教育資料館で開かれている。

 平成20年に行われた発掘調査では、基壇を構成したとみられる石材や柱穴などが出土し、新薬師寺の七仏薬師金堂跡と推定。基壇の東西規模は現在の東大寺大仏殿に匹敵する約68メートルと推定され、創建した光明皇后の強大な力を伝える遺構として注目された。

 展示品は出土した瓦が主で、創建期と伽藍(がらん)整備期、補修期から倒壊期までに分かれる。また、基壇を構成した石材片や礎石片、奈良三彩片、建物跡の南方から見つかった八角柱なども並んでいる。七仏薬師金堂の復元模型もあり、遺物とともに巨大な仏堂の姿をうかがうことができる。同大の金原正明教授は「瓦などの遺物から新薬師寺がいかに造られていったかを知っていただきたい」と話している。

 開館は午前10時~午後5時。日曜、祝日は休館。無料。

 問い合わせは同大教育研究支援課(電)0742・27・9369。

最終更新:7/14(金) 7:55
産経新聞