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振り込め詐欺被害防止川柳 静岡県警が入賞作発表

7/14(金) 11:05配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県警は13日、振り込め詐欺被害防止をテーマに作品を募集した川柳コンクールの入賞作品を発表した。最優秀賞に橋本節子さん(73)=富士市=の作品「電話口 焦らす急(せ)かす 詐欺手口」が選ばれた。

 橋本さんは「被害者を焦らせ、正常な判断ができないようにしてだます手口が多いと感じていた。川柳を読んで少しでも気を付けてくれれば」と、作品に込めた思いを語った。

 高齢者になじみの深い川柳を活用し、効果的な被害防止を図ろうと初めて企画した。6~95歳から770点の応募があり、県川柳協会の今田久帆会長らが入賞作品15点を選んだ。今後、防犯イベントや防犯広報紙などで活用する。

 コンクールの広報活動などで、静岡新聞取り扱い新聞販売店でつくる「静新会」、静岡新聞社・静岡放送、県防犯協会連合会が協力した。

 このほかの入賞作品は次の通り。

 【奨励賞】▽声変わり 携帯代わり 孫変わる(小柳大悟)▽他人(ひと)ごとと 過信が仇(あだ)で サギに泣く(柏野博)▽合言葉 決めて受話器が 軽くなり(米山珠江)▽忍び込む 心の隙に 詐欺の魔手(中村雅俊)▽口車 うまい話は 苦い味(丘峰子)▽深呼吸 声聞きわけた 母の感(吉村公江)▽金取られ 息子に残す 負の遺産(大石真依子)▽サギ被害 最後に払う 授業料(神山慎也)▽サギなのに 騙された方 責められる(君嶋政治)▽おばあさん ねらわれやすい お年頃(鈴木光子)



  ■最優秀賞

 「電話口 焦らす急[せ]かす 詐欺手口」橋本節子さん(73)=富士市=



  ■優秀賞

 「だまされた せっかくためた 葬儀代」杉山まり子さん(65)=静岡市葵区=

 「年寄りの やさしさ嗤[わら]う ニセの孫」遠藤信夫さん(77)=藤枝市=

 「踊らされ 我を忘れて 振り込んだ」鈴木敏子さん(66)=浜松市中区=

 「オレオレも 会話ある家 騙[だま]せない」稲葉正さん(69)=静岡市葵区=

静岡新聞社