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東海地方で局地的大雨 愛知・岐阜で浸水被害

7/14(金) 11:16配信

朝日新聞デジタル

 東海地方では14日午前から局地的に大雨が降り、愛知県犬山市と小牧市では1時間に約120ミリを観測。名古屋地方気象台は、「記録的短時間大雨情報」を発表した。愛知県大口町では五条川などから水があふれ、広範囲で浸水するなど、愛知、岐阜両県で浸水被害が出ている。

【写真】大雨で冠水した愛知県江南市、大口町の五条川周辺(14日午後、メ~テレ提供)

 名古屋地方気象台によると、犬山市と小牧市でいずれも午前10時40分までの1時間にレーダーによる解析で120ミリの雨を観測。岐阜県美濃加茂市では、アメダスで午前9時40分までの1時間に観測史上最大の89・5ミリの雨量を観測した。

 大口町によると、堀尾跡1丁目付近の五条川と萩島1丁目付近の合瀬川が越水。愛知県によると、14日午後1時現在、大口町で床下浸水1棟、小牧市と江南市の計24カ所で道路が冠水している。

 犬山市では正午現在、床上浸水1件、床下浸水6件の被害が出ており、市立城東中学校の東側など3カ所で土砂崩れが起きているという。小牧市によると、午後0時半現在、床上浸水1件、床下浸水15件の被害が出ているという。

 愛知県では犬山市全域の3万605世帯7万4509人に避難指示が出され、午後2時10分に避難準備情報に変更された。小牧市でも市内の一部地域に避難勧告が出されたが、午後2時に解除された。

 岐阜県では可児市と富加、川辺、七宗の3町で避難勧告が出されたが、14日午後2時過ぎに可児市と富加、七宗両町で解除され、午後3時過ぎには川辺町でも解除された。県によると、坂祝町では住宅2棟が床下浸水。14日午後1時10分現在、七宗町で47人、富加町で5人がそれぞれ避難している。美濃加茂市では7人が避難準備・高齢者等避難開始の情報を受けて避難している。各務原市と川辺町の一部では落雷の影響で最大計2600戸が停電した。

 JRや名鉄によると、雨量が規制値を超えたため、JR高山線や名鉄犬山線などで一時運転を見合わせ、午後1時10分現在、名鉄の3路線の一部区間で運転を見合わせている。長良川鉄道の美濃市駅(美濃市)付近では倒木と列車が接触し、倒木の撤去作業をしている。けが人はいないという。

 名古屋地方気象台によると、雨のピークは14日午前までに過ぎたが、15日明け方までは東海地方で1時間に30ミリ以上の激しい雨が降る可能性があるとして引き続き警戒を呼びかけている。

朝日新聞社