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中国の格付け「A+」に据え置き、見通し安定的=フィッチ

7/14(金) 11:13配信

ロイター

[北京 14日 ロイター] - 格付け会社フィッチ・レーティングスは14日、中国の格付けを「Aプラス」に据え置いた。見通しは「安定的」とした。格付け据え置きの理由として、中国の堅調な外部資金調達や力強いマクロ経済の推移を挙げた。

フィッチは、短期の成長見通しは引き続き良好で、経済政策はここ1年間に国内外で生じた数々の問題への対応で効果を発揮していると指摘。

一方で、非金融セクター全体で債務水準が増大していることは、中国のソブリン格付けにとって引き続き最も重大なリスクだとした。

フィッチは、中国の資金調達総額(株式除く)の対国内総生産(GDP)比が今年は208%となり、昨年の201%から上昇すると予想。2008年時点では114%だった。

また、公式統計に含まれない資金調達活動を含めると、対GDP比率は今年末時点で270%程度に上るとした。

フィッチは、国際決済銀行(BIS)のデータに基づくと、中国企業の債務水準は主要経済国の中で最も高いと指摘した。

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは5月、中国のソブリン格付けを「AA3」から「A1」へ1段階引き下げ、フィッチの格付けと同水準とした。ムーディーズは、向こう数年で財政面の健全性が低下するとの見方を格下げの理由に挙げた。

最終更新:7/14(金) 11:13
ロイター