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二輪ETC乗り放題開始 静岡県東部、ツーリング客増に期待

7/14(金) 17:40配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 ETC搭載の二輪車を対象にした首都圏の高速道路の料金割引制度が14日、スタートした。3連休前の平日とあって同日午前の利用者はまだ少なかったが東名、新東名で対象エリアとなる静岡県東部では観光誘客へ期待の声が上がっている。

 割引制度は、首都圏の高速道路を4エリアに区分し、エリア内はインターネットを使って事前予約すれば2500円で2日間乗り放題になる。県内の対象エリアは東名高速道沼津インターチェンジ(IC)、新東名高速道長泉沼津ICまで。

 14日午前、仕事のため二輪車で御殿場ICを下りた東京都品川区の男性会社員(54)は「制度は知っている。ETCは装着しているので、旅行などで活用したい」と話した。

 同ICに近い御殿場プレミアム・アウトレットの担当者は「まだ施策に合わせた取り組みは予定していないが、これを機に、ツーリング客に足を運んでもらいたい」と期待する。

 NPO法人沼津観光協会はライダーに市内を周遊してもらうため、特典付きの証明書を発行するフォトスタンプラリーを秋から導入する。協会の大川敦士専務理事は「ライダーには沼津の観光スポットを周遊しながら、特産品を堪能してほしい」と経済効果へとつなげたい考えだ。

 沼津IC南側の飲食店や土産物店でつくる沼津ぐるめ街道振興会は、加盟店で料金割引サービスなどを実施する。渡辺一浩会長は「沼津の観光を盛り上げる最大のチャンス。誘客を図る仕掛けは打っていく」と意気込む。

 伊豆半島の西海岸で沼津の奥座敷とも称される戸田地区でもツーリング客の増加に期待が高まる。戸田観光協会の石原秀一理事は「今後、ライダーの数が増える可能性がある。おもてなしや、呼び込む仕掛けを早急に考えていく」と語った。

静岡新聞社