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洞窟に寺の本堂、夏もひんやりヨガ 岐阜・弘峰寺

7/14(金) 12:53配信

朝日新聞デジタル

 洞窟内に本堂があるという全国でも珍しい寺が岐阜市にある。真夏でもひんやりした空気に包まれる空間ではヨガ教室も開かれ、岐阜県外からも参加者が集まる盛況ぶりだ。「誰もが楽しめる寺づくり」を掲げる住職の思いが形になっている。

【写真】洞窟の中にある本堂で行われているヨガ教室=岐阜市長森岩戸

 戦国武将、織田信長の拠点だった岐阜城を頂く「金華山」。その急峻(きゅうしゅん)な岩肌に張り付くように高野山真言宗の弘峰寺(こうぶうじ)がある。奥行き約16メートル、高さ約6メートルの本堂は山の洞窟にすっぽり入っている造り。中に入れば、むき出しの岩肌が現れる。

 6月下旬の日曜日、記者が持ち込んだ温度計は19度前後を示した。真夏も本堂内の温度はほぼ同じだという。

 この日は寺が月に1度開くヨガ教室の日。10人の参加者が約1時間半、インストラクターの長谷部弥生さん(43)の指示で体を動かした。ヨガの後は、頭に載せた皿におきゅうを据える「焙烙灸(ほうろくきゅう)」。頭痛や不眠症などに効果があるという。長谷部さんは「洞窟の中では自分の内面を見つめやすくなる。熱を放出するヨガと、体を温めるおきゅうの相乗効果もある」と話す。

朝日新聞社