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免疫細胞を無許可で加工 民間研究所に厚労省が緊急命令

7/14(金) 13:12配信

朝日新聞デジタル

 がん治療に使う免疫細胞を無許可で加工していたとして、厚生労働省は14日、再生医療安全性確保法に基づき、生命科学研究所(東京都千代田区)に、加工を停止する緊急命令を出したと発表した。命令は12日付。

 厚労省によると、同研究所は厚労相の許可を得ず、患者の血液を使い、3種類の免疫細胞を活性化させる加工をしていた。これらの血液は、14都道府県の民間クリニック18施設で採っていた。いずれの施設も国に治療の計画を届け出ていた。

 18施設の一つが「アベ・腫瘍(しゅよう)内科・クリニック」(千代田区)。他人の臍帯血(さいたいけつ)を無届けで移植していたとして先月、この治療を停止する緊急命令を受けている。調査の過程で、アベ内の加工施設が18クリニックから委託を受けた細胞の加工を、無許可の生命科学研究所に再委託していたことがわかったという。

 加工物はアベを経由して各施設に提供されていた。厚労省は患者に健康被害が起きていないか、各施設に報告を求めている。(野中良祐)

朝日新聞社