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面会交流「年100日」提案の父、逆転敗訴 親権は母に

7/14(金) 13:20配信

朝日新聞デジタル

 離婚後の子どもの親権をめぐり、「年間100日、母親が子どもと会えるようにする」と提案した父親を親権者とすべきかが争われた訴訟の上告審で、父親の逆転敗訴とし、母親を親権者と認めた二審・東京高裁判決が確定した。最高裁第二小法廷(鬼丸かおる裁判長)が、12日付の決定で父親の上告を棄却した。

 一、二審判決によると、40代の母親が2010年、当時2歳の長女を連れて実家に戻り、別居。父親は数回、長女と面会したが、その後は夫婦間の対立が深まり、面会できなくなった。

 昨年3月の一審・千葉家裁松戸支部判決は、父親が家裁に提出した「長女と母親の面会交流を年間約100日確保する」とする計画と、母親の「父親との面会は月1回程度」とする意見を比較。「子が両親の愛情を受けて健全に育つには、父親を親権者にするのが相当」と判断した。

 だが、今年1月の二審判決は、面会交流は考慮要素の一つと指摘。「これまでの養育状況や子の現状、意思などを総合考慮すべきだ」とし、母親を親権者とすべきだと結論づけた。(千葉雄高)

朝日新聞社