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<世界水泳>シンクロ、風にも負けず…屋外仮設しっかり対応

7/14(金) 14:00配信

毎日新聞

 ◇14日ブダペストで開幕

 【ブダペスト村上正】14日に当地で開幕する水泳の世界選手権。初日から始まるシンクロナイズドスイミングに出場する日本勢にとって難敵が現れた。市街地にほど近い公園内に設けられた屋外会場であった前日練習は強風が吹き抜け、選手たちを悩ませた。2020年東京五輪に向け、新体制で挑む初の大舞台で自然を味方に付けられるか、大きな鍵になりそうだ。

 会場は市街地から北東約3キロ先にある市民公園内の仮設プール。広大な敷地内には樹木が生い茂り、観光スポットの英雄広場もあり、普段は市民らの憩いの場となっている。

 本番を翌日に控えた13日午前の練習で、日本の選手らは音楽に合わせ各種目の動きを入念にチェック。ただ時折、強風が公園内を吹き抜け、観客席のスタンド上段に並ぶ国旗は大きく揺れ続けた。風向きが変わることもあり、首をかしげる選手も。気温は20度前後で肌寒くプールから上がった選手は体を震わせていた。

 風により演技中にできる波が普段より高くなったり、脚技のスピンの回転も速くなったりするなど影響を与えることになる。主将の乾友紀子(井村シンクロク)は「昨日まではそんな風はなかったのに……」と表情を曇らせ、「風にも負けず、強く泳ぎたい」と気を引き締めた。

 日本は屋外の会場に対応するため1カ月前にグアムで合宿し対策を練ってきた。デュエット・テクニカルルーティン(TR)に出場する中村麻衣(同)は「いろいろな条件で練習はしてきた。解決策はある」と自信を見せる。井村雅代ヘッドコーチも、「風を言い訳にはしない」ときっぱり。

 初日はソロ・TRに乾、デュエット・TRに乾、中村組が登場する。

最終更新:7/14(金) 14:00
毎日新聞