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訂正:JPモルガン、4-6月利益は予想超え

7/14(金) 20:51配信

ロイター

[14日 ロイター] - JPモルガン・チェース<JPM.N>が14日発表した第2・四半期決算は、金利上昇やローン増加が追い風となり、利益が予想を上回った。ただ通年の純金利収入の伸び予想を下方修正したことが嫌気され、株価は値下がりした。

同社株は中盤の取引で1.6%安の91.58ドル。

住宅ローンや企業向け融資、クレジットカードなどの貸付事業が拡大したものの、レーク最高財務責任者(CFO)はアナリストとの電話会議で、住宅ローン関連の調整などに伴い、通年の純金利収入の伸び予想を40億ドルとし、4月時点での45億ドルから引き下げた。

純利益は70億3000万ドル(1株1.82ドル)で、前年同期の62億ドル(同1.55ドル)から13%増加した。金利上昇を背景に、コア・ローン(既存事業の中核をなすローン含む)は平均で前年比8%増加した。

訴訟和解金の影響を除いた1株利益は1.71ドル。前年同期(1.55ドル)から増え、トムソン・ロイター・エスティメーツによるアナリスト予想平均の1.58ドルも上回った。

第2・四半期は、米連邦準備理事会(FRB)の政策金利である翌日物フェデラルファンド金利誘導目標が1─1.25%まで引き上げられた。前年同期は0.25─0.50%だった。

前出のレークCFOは、利上げの影響について、譲渡性預金(CD)などの商品には変化がみられる一方で、当座預金や普通預金には変わりはないと指摘した。

急速に拡大するクレジットカード部門では、引当金を2億5200万ドル積み増した。ローンの増加に伴いクレジットカードの損失率も上昇が見込まれるなか、同行のコンシューマー・バンキング部長は、より新規のクレジットカード口座の損失率について4.5%程度になるとの見方を示した。

こうしたなか、相場の変動が抑制されたことでトレーディング収入は低調だった。マーケット部門の収入は14%減の48億ドル(訂正)だった。

*英文の訂正により、14日付の記事で最終段落のマーケット部門の収入を「32億2000万ドル」から「48億ドル」に訂正します。

最終更新:7/20(木) 2:03
ロイター