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宇宙ステーションでドローン=飛行士の作業軽減―JAXA

7/14(金) 16:36配信

時事通信

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」内で使う球形ドローン「Int―Ball(イントボール)」の実証実験を始めたと発表した。

 
 宇宙飛行士はISSで作業や実験を行う際、様子を撮影したビデオを地上の管制チームに送っている。JAXAによると、撮影は準備なども含めると宇宙飛行士の作業時間の約1割を占めるといい、自動化すれば高度な実験などに充てる時間を増やすことができる。

 イントボールは直径約15センチ、重さ約1キロ。全体に配置された12個の小型ファンが起こす微小な風の力できぼう内を移動する。撮影用の高画質カメラのほか、超音波センサーや位置認識用カメラ、超小型姿勢制御装置を内蔵し、地上からの指示で対象にカメラを向け動画や静止画を撮影できる。

 JAXAは実証実験の結果を踏まえ、来年には自動充電機能なども備えた改良版を打ち上げ、宇宙飛行士の撮影作業時間ゼロを目指す。将来は画像認識による保管物品管理や、トラブル時の調査なども担える高性能化を予定している。 

最終更新:7/14(金) 16:39
時事通信