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「市後援ない催しには公園使用認めぬ」は違法 大阪高裁

7/14(金) 18:47配信

朝日新聞デジタル

 大阪府松原市が管理する公園でのイベントの開催を許可しなかったのは違法だとして、松原民主商工会(松原民商)が市に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が14日、大阪高裁であった。江口とし子裁判長は、不許可決定は違法だったとし、市に90万円の損害賠償を命じた一審判決を支持した。

 判決によると、松原民商は2014年9月、創立50周年記念の祭りを11月に松原中央公園で開催することとし、市に祭りの後援と公園の使用許可を申請した。

 しかし市は祭りが「団体の宣伝または売名を目的とするものと類推されるおそれがある」として、後援申請を却下。その上で、市が同年6月に設けた「市の協賛・後援のない催しには、公園の使用を認めない」とする審査基準に基づき、公園の使用を不許可とした。

 判決は「協賛・後援の要件は、公園使用の許否の判断に当たって考慮すべきでなく、有害となりかねない」と指摘した。

 同市では09年と13年の市長選で、共産党の推薦を受けた松原民商の幹部が立候補し、澤井宏文市長と一騎打ちの構図だった。(遠藤隆史)

朝日新聞社