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獣医学部断念を発表=京産大「準備期間足りず」

7/14(金) 17:13配信

時事通信

 京都産業大(京都市)の黒坂光副学長は14日、記者会見を開き、国家戦略特区を活用した獣医学部の新設を断念すると発表した。

 開学までの準備期間の不足などを理由に挙げ、将来的にも設置しない意向を示した。

 同大は、学校法人「加計学園」などと共に特区での新設を要望していたが、政府が昨年11月、広域的に獣医師系養成大学が存在しない地域に限り新設を認める方針を決定。既に大阪府立大(堺市)に獣医師系学部があるため、条件的に排除される形となっていた。

 黒坂副学長は、断念の理由は地域的な条件によるものではないと説明。特区に関する告示で指定された2018年4月の開学には準備期間が足りず、加計学園が先に申請したため優秀な教員の確保も難しくなったとした。

 副学長は「残念だ」と述べる一方、加計学園をめぐる問題については「大学によって状況は異なり、(加計学園が)どう準備していたのかは知らない」と話した。

 京産大は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いた創薬分野などで実験動物を扱う獣医師養成を目指し、京都府綾部市での校舎建設を計画していた。 

最終更新:7/14(金) 21:48
時事通信