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履正社、初戦突破しても危機感 9得点でも適時打ゼロ

7/14(金) 19:03配信

朝日新聞デジタル

(14日、高校野球大阪大会 履正社9―0常翔啓光学園)

 主役の座を取り戻す戦いが始まった。今春の選抜準優勝の履正社が、大阪大会の初戦に臨んだ。

 先発のエース竹田が7回を零封。打線は、六回に3番安田が高校通算60本塁打となる右越え2ランを放つなど、計9得点。常翔啓光学園に七回コールド勝ちした。

 ただ、得点の大半は四球や敵失が絡んだもので、適時打はゼロ。主将で4番の若林は「まだまだ。これでは大阪桐蔭に勝てないし、大阪の決勝にもいけない」と危機感を隠さない。

 昨夏は大阪代表となり、秋は明治神宮大会で優勝。春の選抜も優勝候補に。安田を筆頭にタレントぞろいのチームとして高校球界の中心にいた。だが、選抜決勝、史上初の大阪対決で大阪桐蔭に敗れて立場は変わった。「大阪2強」と言われるが、春季大阪府予選は16強止まり。一方の大阪桐蔭は近畿王者になって、脚光を浴び続けてきた。

 「うちは挑戦者」と岡田監督は言う。この日、選抜で上位打線を任された石田が2打席連続で凡退すると、代打を送った。「気の抜けたプレーがあれば、すぐ代える。活性化させないと」。ライバルを倒すため、チーム内の競争も続く。(小俣勇貴)

朝日新聞社