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支援者の名前を月へ 探査車ソラトで運ぶプレートに刻印

7/14(金) 19:42配信

朝日新聞デジタル

 世界初の月面探査レースに日本から参加する、チームHAKUTO(ハクト、袴田武史代表)は14日、探査車「SORATO(ソラト)」に載せて月に運ぶプレートに、活動の支援者約千人分の名前やメッセージをレーザーで刻んだ。

【写真】アルミプレートにレーザーで刻まれた文字=14日、福井市、田中誠士撮影

 プレートは厚さ約0・2ミリのアルミ製で、縦14センチ、横27センチ。金属加工会社で、金属に印を付けるレーザーマーキングという装置を使い、クラウドファンディングで活動に賛同した996人分の家族の名前や「ゆけソラト」などのメッセージ、計4546文字を刻んだ。

 作業に当たったヤマウチマテックス(福井市)製造部の藤田和久さんは「20~30回試作を繰り返した。アルミのような鏡面では焦点を合わせるのに苦労した」と話した。

 プレートは12月28日に月面探査車に積まれインドから打ち上げられる予定。

 着陸に成功すれば、電池が切れた後、そのまま月面に残る。ハクトの小林悦子さんは「今よりも月旅行が身近になったときに、誰かが拾ってレースのことを思い出してくれる」と話している。(田中誠士)

朝日新聞社