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染五郎、強者・阿弖流為「負けたい日もあった」 一網打尽の演技は大変

7/14(金) 18:31配信

デイリースポーツ

 歌舞伎俳優・市川染五郎(44)が14日、大阪市内で最終上演日を迎えたシネマ歌舞伎「歌舞伎NEXT 阿弖流為 アテルイ」の舞台あいさつを行った。

 一昨年に東京・新橋演舞場で上演した舞台を19台のカメラを使って撮影。蝦夷を率いる若き主人公を演じた染五郎は、激しい立ち回りが多かった舞台を「立ち回りは好きなんですけど、毎日毎日舞台を務めていると、強くなくていいから、今日はここで負けたいと思うこともありました」とニヤリ。

 台本には「取り囲んだ者を一網打尽になぎ倒す」とだけ書かれていたが「これを表現するのは大変で、台本が憎くなりました。普通の歌舞伎なら僕がくるっと一回りしたらバタバタバタと倒れてくれますけど、歌舞伎NEXTではひとりずつ戦わないといけなかったので」と告白していた。

 来年1月に十代目松本幸四郎を襲名する染五郎は「来年、結婚…はもうしてるんですけど、名字が市川から松本に変わりますが、歌舞伎の面白さをお伝えし続けていきたい」と語っていた。