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FGT台車の車軸に摩耗=22年度の導入困難―九州新幹線長崎ルート

7/14(金) 18:36配信

時事通信

 九州新幹線長崎ルート(博多―長崎)に2022年度導入予定の新型車両「フリーゲージトレイン(FGT)」の台車の車軸に摩耗が見つかり、実用化に向けた耐久走行試験へすぐに戻ることが困難になったことが14日、分かった。

 国土交通省の専門家委員会が、安全を確認するための試験結果を同日検証。これを受け同省は、予定通りの導入は「難しい」との認識を示した。

 車軸の摩耗は、部品の改良で以前より改善したが、走行に支障のあるものが2カ所で見られた。専門家委は「耐久走行試験に移行する場合、新たな対策が必要」と指摘。経済性を検討したところ、車両の製造や維持にかかるコストは一般の新幹線の約1.9~約2.3倍に上ることも分かった。

 同省は、同日行われた与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチームの検討委員会に、試験結果や専門家委の判断を報告。委員長の松山政司参院議員は、JR九州や佐賀、長崎両県にヒアリングした上で、来月中にも対応について結論を出す考えを示した。 

最終更新:7/14(金) 19:58
時事通信