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休む勇気も必要=けが続く稀勢の里-大相撲名古屋場所

7/14(金) 22:00配信

時事通信

 稀勢の里が2場所続けて途中休場に追い込まれた。3月の春場所で痛めた左上腕などに不安を残したまま臨み、左足首も負傷。本来の力強さを取り戻すまで厳しい道のりとなりそうだ。

 けがの回復は進んでいたものの、場所前の稽古でも左を使った攻めは影を潜めていた。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)によると、本人も「厳しい場所になる」と覚悟していたという。土俵を務めようという責任感は尊いが、強行出場が裏目に出た夏場所の反省を踏まえ、初日から休む勇気があってもよかった。

 年齢も31歳。けがが重なれば、取り返しがつかなくなる可能性もある。師匠が「出る以上、横綱としての相撲を取らなければと本人も自覚している」と話す通り、ファンも「強い稀勢の里」を見るために足を運ぶ。

 八角理事長(元横綱北勝海)は9月の秋場所について「中途半端に出ないで、出てきたときに結果を出すこと」と述べ、出場を焦る必要はないとの考えを示した。

最終更新:7/14(金) 22:05
時事通信