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三浦隆司、興業主のデラホーヤから「デンジャラス」と紹介

7/15(土) 6:04配信

スポーツ報知

◆プロボクシング ▽WBC世界スーパーフェザー級(58・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 ミゲル・ベルチェルト―三浦隆司(15日、米カリフォルニア州イングルウッド ザ・フォーラム)

 【イングルウッド(米カリフォルニア州)13日=三須慶太】元WBC世界スーパーフェザー級王者で同級1位の三浦隆司が、世界的なスターから“危険な日本人戦士”の称号を得た。同級王者ミゲル・ベルチェルトとのタイトルマッチの会見が試合会場の「ザ・フォーラム」で行われた。席上、興行主で元世界6階級制覇王者のオスカー・デラホーヤ氏(44)に「デンジャラス ジャパニーズ ウォーリアー」と紹介され、王座奪回へ闘志を高めた。

 マイクの前に立った三浦は鋭い目つきだった。メディアの視線を浴びる中、ベルチェルトの隣で「必ずベルトを持ち帰る。面白い試合を期待していてください」と言い切った。

 選手紹介の際には、興行主「ゴールデンボーイ・プロモーション」のデラホーヤCEOから「デンジャラス ジャパニーズ ウォーリアー(危険な日本人戦士)」と紹介された。同CEOは“ボンバーレフト”の異名を持ち、左の強打を武器にする三浦を「ものすごいパワーを持っている」などと形容。年間最高試合になる―とも予想した。三浦は、史上初の6階級制覇を達成した世界的スターの賛辞を受け「そう言ってもらえるのは、うれしい」と喜びを隠さなかった。

 試合が行われるザ・フォーラムは多くの名選手が敗れた場所として「番狂わせの館」と言われ「メキシコ人ボクサーの聖地」とも呼ばれる。有名な会場に足を踏み入れた三浦は「大きいな…という印象。いろいろな激闘があった会場で試合ができるのはうれしい」と笑顔だった。米国でも人気は高く「期待は大きいと感じているので、応えたい」と気合。さらに「以前は米国での試合なんて考えてもいなかった。注目されていることにやりがいがある。すごいところに来た実感がある」とかみしめるように話した。

 13日は長男・武元(たけはる)君の6歳の誕生日だった。現地に応援に来る予定で、三浦は渡米前に話したという。「(時差の関係で)日本と米国で誕生日が2回来るということを話したら喜んでいた」とパパの表情を見せた。渡米前に家庭用ゲーム機の「ニンテンドースイッチ」を贈った。王座に返り咲けば、プレゼントも2回贈ることができる。家族のために、必ずベルトを奪回する。

 ◆ザ・フォーラム 1967年開場で約1万7000人収容。開場年から99年までNBAのレーカーズ、NHLのキングズの本拠地として使用されていた。世界4階級制覇王者ファン・マヌエル・マルケス、世界2階級制覇王者ラファエル・マルケス兄弟らメキシコの名選手が試合を行い、同国ボクサーの米国での聖地とされている。近年では世界3団体統一ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)、元世界4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)らが試合をしている。

最終更新:7/15(土) 6:04
スポーツ報知