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阪神・金本監督、2年契約だった!球団は高評価で続投方針

7/14(金) 5:00配信

サンケイスポーツ

 阪神・金本知憲監督(49)が昨季からの2年契約であることが13日、明らかになった。電鉄本社、球団サイドは就任以来、一貫してチームの若返りを図る指揮官の姿勢を高く評価し、長期政権を望むが、今季はひとつの節目となる。14日から甲子園で全体練習を再開。首位広島との8ゲーム差を詰めにかかる。

 金本監督が2年契約であることが明らかになった。昨季からの3年契約とみられていたが、実際は2年。球宴ブレークだったこの日、球団関係者は金本監督の契約について「2年」と説明した。

 2015年秋に、和田前監督の退任を受けて就任。三顧の礼をもって迎えられ、再び背番号「6」をつけた。球団は3年以上の長期契約も検討していたが、本人が2年を希望したもよう。時間的猶予に甘んじることなく、改革を進める覚悟を示したとみられる。

 今季は1年目に掲げた「超変革」の種が芽を吹き、若手とベテランが融合して快進撃。5月には首位に立ち、貯金も最大「12」をマークした。交流戦終盤から就任以来ワーストの8連敗を喫したものの、前半戦終了時点で43勝36敗の2位。37勝47敗3分けの5位で終わった昨年から、大きく成長したことを証明した。

 野手陣は引き続き若手を積極的に起用。昨年、ドラフト1位の高山を開幕スタメンにすえたように、今年もD1位・大山悠輔内野手(白鴎大)やD5位・糸原健斗内野手(JX-ENEOS)を先発で使った。育成枠から支配下再登録して“超変革”の象徴ともいえた原口も状態が悪ければベンチ待機、鳥谷から聖域ともいえる遊撃の座を奪った北條には2軍調整を命じ、競争をあおって打線を活性化させた。

 投手陣もD2位・小野泰己投手(富士大)を先発ローテに抜てき。昨季1軍登板のなかった桑原を発掘して、勝利の方程式に定着させた。チーム防御率3・20はセ・リーグトップ。投打ともに進化を披露した。

 球団首脳はこうした金本監督の手腕を高く評価。去就について「長期で勝てるチームにしてもらいたいと常々考えている」とあくまでも続投方針が前提であることを強調する。要請は「まだしていない。夏場以降になるのではないか」と17日の広島戦(甲子園)から始まる後半戦以降で、話し合う見通しだ。

 来季の戦力構想や外国人の去就、今オフのドラフト、FA戦略など、夏から秋にかけての課題は山積。他球団に後手を踏むわけにはいかない。金本監督とフロントのベクトルが一致するときはいつか-。その瞬間、就任3年目に向けて一気に動き始めることになる。

 金本監督は前日12日の前半戦総括会見で「打線さえしっかり点をとれば、そこそこ戦える。他のチームにまったく劣っていない。とにかく打つこと。目指すはやっぱり上。とにかく上をみて、前を向いて戦っていく」と今後への手応えをにじませた。就任3年目へ、Xデーが待たれる。

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