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日銀、物価見通し下げへ 7月会合、成長率は上方修正

7/14(金) 8:06配信

産経新聞

 日銀が19、20日に開く金融政策決定会合で、平成29年度の物価上昇率見通しを下方修正する方向で検討に入ったことが13日、分かった。4月に示した1・4%から、さらに0・1~0・4ポイント引き下げる方向で調整している。一方、堅調な海外経済を背景に輸出や生産が改善しているため、経済成長率予想は上方修正する可能性が高い。

 日銀が決定会合後に公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で示す。物価上昇率では30年度見通しについても議論する方向だ。29年度の物価上昇率については、4月の価格改定で値上げの動きが進まなかったことや、賃上げの動きが鈍いことから下方修正する。

 一方で日銀は、企業収益が過去最高の水準で推移しているほか、失業率も2%台後半まで低下したことから、国内景気は上向いていると判断。29年度は1・6%、30年度は1・3%としていた経済成長率予想を、それぞれ引き上げる見通し。景気判断についても「緩やかな拡大に転じつつある」とした4月の表現を、上方修正する可能性もある。長期金利を0%程度に抑える現行の金融緩和策は、据え置く方針だ。

最終更新:7/14(金) 8:06
産経新聞