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三菱東京UFJ、オンライン決済企業へ出資 金融とITの融合事業拡大

7/14(金) 8:08配信

産経新聞

 三菱東京UFJ銀行が、オンライン決済サービスを手がけるベンチャー企業に出資したことが13日、分かった。金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」事業の拡大が目的。新たな決済手段として、今後需要が伸びる可能性も踏まえて判断した。

 出資したのは独自の決済サービス「Paidy(ペイディー)」を展開するエクスチェンジコーポレーションの持ち株会社。インターネット通販でのクレジットカード利用率が、日本は6~7割と先進国の中で低いことにも着目した。出資額は明らかにしていない。

 ペイディーは、メールアドレスと電話番号を入力し、その後に送られてくる認証コードを確認画面に打ち込めば決済が完了する仕組み。ネット通販業者に登録した購入者の顧客情報を基に、AI(人工知能)が支払い能力などを審査する。会員は後日、コンビニエンスストアや振り込みで支払いを行う。会員数は20~30代を中心に74万人。

 グループ企業の三菱UFJファクターは、ペイディーの会員向けに口座振替サービスを8月から提供する。アコムがローンサービスの協業の検討を始める。

 金融庁は昨年、銀行の事業会社への出資を5%までに制限する規制を緩和し、ITを使って金融サービスを高度化する場合は個別認可を得ることで従来の比率を超えて出資できるようにした。三菱東京UFJ銀は出資を5%未満にとどめたもようだが、将来的な出資比率拡大も視野に入れる。

最終更新:7/14(金) 8:08
産経新聞