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米仏首脳、シリア対応で協力一致 温暖化は対話継続

7/14(金) 9:38配信

産経新聞

 【ベルリン=宮下日出男】フランスのマクロン大統領とトランプ大統領は13日、パリの仏大統領府で会談し、シリア安定に向けた取り組みやテロ対策で協力を進めていくことで一致した。地球温暖化対策では相違が残り、マクロン氏は会談後の共同記者会見で「話し合いを続けることが重要」と述べ、協力を模索してく考えを示した。

 トランプ氏は地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の離脱決定について、「よく話し合えば、何かが起こるかもしれない」と述べた。見直しを示唆する発言とも受け取れるが、「何も起こらなくてもオーケーだ」とも強調した。

 マクロン氏によると、両首脳はシリア情勢に関し、内戦後を見据えた行程表の策定など、国連と協調した外交努力を加速させることで一致した。マクロン氏は従来の仏政府の方針を転換し、アサド政権の排除を「前提としない」と述べた。

 トランプ氏はプーチン露大統領との直接会談で合意した停戦によって、「多くの命が救われた」と成果を強調。米仏両首脳はシリアなど中東情勢ではロシアとの連携が必要との認識でも足並みをそろえた。

 マクロン氏は温暖化対策では「溝がある」とする一方、「それがほかの課題の議論に影響を与えては絶対にならない」と述べ、仏米は「永遠の同盟国」だと強調した。トランプ氏は「われわれの友好関係が壊れることはない」と述べた。

最終更新:7/14(金) 9:38
産経新聞