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「ウィリアムズ家を代表して闘う」 ウィンブルドン6度目の制覇に王手のビーナス 

7/14(金) 9:57配信

産経新聞

 【ウィンブルドン=岡部伸】5度優勝を誇る百戦錬磨の37歳、ビーナス・ウィリアムズが、女子シングルス準決勝で地元の大声援を受けたコンタに一度もサービスゲームをブレークさせない“横綱相撲”のストレート勝ちで、6度目の聖地制覇に王手をかけた。

 ライン際から深く鋭いリターンを繰り出し、勝負どころでブレークを奪うと一気に主導権を握る。コンタに「彼女こそ真のチャンピオン」と言わしめ、貫禄勝ち。

 かつての世界ランキング1位も、2011年に自己免疫疾患の一つであるシェーグレン症候群発症後、精彩を欠いていた。今年1月の全豪オープンで決勝進出して復活を印象づけながらも、今大会直前に交通事故を起こし、相手の同乗男性が死亡するなど「今年は色々なことがあった」。

 それだけに、準優勝した09年大会以来8年ぶり9度目の決勝進出は感慨深く、「もう一つ勝てれば最高。経験が救ってくれた」と感無量の面持ち。

 一昨年、昨年と2連覇するなど7度制覇した妹セリーナが妊娠のため今大会を欠場した。芝コートが最も得意の37歳の姉は「決勝はウィリアムズ家を代表して闘う。ベストを尽くしたい」と意欲を語った。

最終更新:7/14(金) 18:55
産経新聞