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睡眠剤混入 准看護師「栄養剤」と説明

7/14(金) 21:57配信

産経新聞

 千葉県印西市の老人ホーム職員による睡眠導入剤混入事件で、殺人未遂容疑で逮捕された准看護師の波田野愛子容疑者(71)は、ほかの職員の飲料に「栄養剤」と偽って液体を混入していたことが14日、同施設関係者の話で分かった。千葉県警は、同施設と波田野容疑者の自宅の両方から睡眠導入剤の錠剤を押収していたことも判明。混入されたものと同一かどうかなど調べている。

 同施設関係者によると、波田野容疑者は6月8日、同僚の30代の女性職員が離席した際、容器に入っている白い液体を女性の飲料に混入。その際、波田野容疑者は「栄養剤を入れてあげている」と言いながら混入したという。女性は席に戻り、この飲料を飲んで急激な体調異変を訴えていた。

 女性は同月13日にも波田野容疑者に液体を飲料に混入され、目撃した別の職員が女性を別室に呼び「何か混ぜてもらっているのか」と尋ねたところ、女性は「何も頼んでいない」とこたえたという。

 女性はそれまで、勤務中に原因不明の体調異変をたびたび訴えていたため、不審に思い異物を混入された飲料は飲まずに破棄。2日後の同月15日、女性は飲料を置いたまま離席する際、波田野容疑者が液体を混入するところをスマートフォンで録画していた。

 一方、波田野容疑者は過去に乳がんを患ったことがあり、復職後に不眠を訴えて自らも睡眠導入剤の処方を受けていた。県警は、同施設と波田野容疑者の自宅の両方から錠剤を押収。施設側からは、液体を混入された6月15日の飲料の提出を受けており、関連を詳しく調べている。

最終更新:7/14(金) 21:57
産経新聞