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スターバックスはなぜ京都や沖縄に多いのか?

7/14(金) 20:40配信

投信1

スターバックス(スタバ)は今や誰もが知る有名コーヒーチェーン店です。急に暑さを増したなか、深い緑色のロゴマークを見かけると、少し涼んでいこうかなと思われる方も多いのではないでしょうか。

今回はスターバックスにおける都道府県別の出店状況を見ながら、その出店戦略を読み解いてみましょう。

日本でのスタバ展開は早くも20年超!

では、日本でのスターバックスの出店数を見ていきましょう。スターバックスのウェブサイトによるデータを各県ごとに集計すると、2017年7月8日時点で全国に1,275店舗あります(投信1編集部データ分析室調べ)。

スターバックスが1996年8月に日本第1号店の「銀座松屋通り店」を出店してから20年以上が経ちますが、これだけの店舗数がある現在、多くの方にとってより身近になったと言えるのではないでしょうか。

スターバックスの店舗展開を都道府県別に見ると、最も出店数が多いのが東京都の310店舗で、全体の約4分の1を占めます。次いで多いのが神奈川県の100店舗で全体の約8%、3番目が大阪府の97店舗となっています。

当然ながら、人口の多い都道府県に多く出店していることが分かります。

人口比でスタバの多い県、少ない県

では次に、各都道府県における10万人当たりの店舗数を見てみましょう。

下図は、スターバックスのウェブサイトと2015年10月1日現在の国勢調査による人口をもとに投信1編集部データ分析室がまとめたものです。

日本全体の人口を約1億2,700万人とすると、スターバックスは10万人に1店舗あることになります。ひとまず「日本全国で平均するとスタバの店舗は10万人当たり1店舗」と頭に入れておいてください。

では、その視点で改めて各都道府県における人口10万人当たりのスタバの出店状況を見てみましょう。

まず、もっとも目を引くのが東京都の2.3店舗です。全国平均が1店舗であることを考えると、非常に高い水準です。他の大都市を抱える愛知県や大阪府、埼玉県といった府県を見ても、東京におけるスタバの店舗展開が進んでいることが分かります。

愛知県などはコメダ珈琲に見られるように「喫茶」の文化がありながらも、東京には及びません。ここからは、スタバが単に飲食や空き時間の休息だけに利用されているのではないということが想像できます。

実際、都心のスタバは友達同士で時間を過ごすだけではなく、ビジネスパーソンが打ち合わせに利用したり、学生が勉強していたりします。

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最終更新:7/14(金) 20:40
投信1