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校内での熱中症を防ごう! 水筒の持ち込や扇風機設置 酷暑続きの十勝

7/14(金) 14:25配信

十勝毎日新聞 電子版

 連日30度を超す酷暑の中、十勝管内の学校でも子どもの熱中症への警戒を強めている。普段は認めていない水筒の持参を許可したり、急きょ教室に扇風機を導入するなどの動きも。週末は学校祭がある高校も多く、各学校は試行錯誤しながら暑さ対策に取り組んでいる。(松田亜弓)

 14日午前に帯広市内の中学生1人が熱中症とみられる症状で学校から緊急搬送された。12日には幕別町内の学校でも1人が運ばれた。各学校では、授業中に頭痛など熱中症とみられる症状を訴える児童・生徒も。一部の小・中学校では熱中症対策として、水筒の持ち込みを許可した。

 幕別白人(ちろっと)小学校では10日から水筒持ち込みを許可し、授業中でも飲んで良いことに。2階は1階より3、4度暑くなるため、2階教室には扇風機を設置。14日午前10時半の教室の気温は35度まで上り、児童は汗を拭い、水を飲みながら授業を受けていた。

 水筒持ち込みは今学期いっぱいの予定で「2学期も天候をみて判断していきたい」と佐藤充弘校長。帯広第一中、本別中央小、清水御影小なども14日までに水筒持ち込みを認めている。

 急きょ扇風機を購入した学校も。士幌中央中は13日に10台を購入し、各教室や体育館に配置。14日にも10台購入の予定で、久保睦則教頭は「扇風機で生徒の集中力が上がれば」と期待する。保護者からの要望を受けて、保健室には経口補水液を置いた。

 また、上士幌小学校は昨年、霧が噴射する「ミストアーチ」を導入。蛇口につないで霧状の水が吹きかけられ、休み時間などに児童が利用して涼んでいる。

 今週末は管内7高校の学校祭を予定。帯広工業高はパレードの際に首に湿ったタオルを巻くよう呼び掛け、鹿追高もパレードの時間を一部短縮し、給水箇所を設けるなど対策を行う。

十勝毎日新聞