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三菱電機、遠隔監視を他社製レーザー加工機にも拡大 接続機器を新開発

7/14(金) 18:05配信

日刊工業新聞電子版

■複数メーカー機、一元管理で生産性向上

 三菱電機は板金を切断するレーザー加工機向け稼働状況監視サービスの対象を他社製品にも広げる。レーザー加工機など板金機械の顧客は複数メーカーの製品を使うことが多いため、他社製機械の稼働情報も収集できる接続機器を開発した。複数メーカーの機械を一元管理できるオープンな仕組み作りを目指し、顧客の生産性向上ニーズに応える。

 同サービスはレーザー加工機の稼働状況を遠隔診断し、予防保全情報を提供したり加工方法を助言したりする。2016年の提供開始後、累計200件の顧客を獲得した。

 他社製機械の稼働情報は、機械が発信する情報を新たに開発した接続機器を通じて収集する。ただ、自社製機械ではサービスセンターとの遠隔診断で加工助言が可能だが、他社製品では稼働状況監視のみに対応する。将来は他社製品も遠隔診断に対応できる仕組み作りを検討する。

 第1弾としてタレットパンチプレスなどの板金機械を主力とする村田機械の製品に対応。今後、他社にも参加を呼びかける。

 並行して自社製品のサービス対象も広げる。集じん機、コンプレッサーなどレーザー加工機の周辺機器も、近く対象に加える。周辺機器の故障でレーザー加工機が使用できなくなる事態を防ぐなど、製造現場全体の生産性向上を後押しする。