ここから本文です

知ってる? オトコの不妊症問題

7/14(金) 6:05配信

BuzzFeed Japan

知っていますか?男性が原因の不妊症

少子高齢化と言われている現代社会において、赤ちゃんが欲しいのに作ることができない「不妊症」はとても重大な問題です。普通に夫婦生活を持って、1年間赤ちゃんができない状態は「不妊症」であると定義されます。

赤ちゃんを産むのは当然女性であるのですが、そのパートナーである男性が原因となる不妊症、つまり「男性不妊症」があることをご存知ですか?【寄稿 小堀善友・獨協医科大学越谷病院泌尿器科講師 / BuzzFeed Japan】

WHO(世界保健機構)が不妊症の原因は男女どちらにあるかを調査した報告によると、男性のみが原因の場合が24%、男女両方に原因がある場合が24%、合計48%は男性側が原因であるとされています。

では、日本国内ではどのくらいの数の男性不妊症患者がいるのでしょうか?

現在、赤ちゃんを作る可能性が他の世代より高い青年世代(25~40歳)の男性人口はおおよそ1500万人います。その中の、3分の2は結婚するとされています。

また、不妊症の割合は近年上昇傾向であり、6カップルに1カップルであることがわかっています。さらに、男性側が原因の不妊症を約半分として計算すると・・・

15,000,000 × 2/3 × 1/6 × 1/2 = 833,333

かなり大雑把な計算ですが、なんと日本国内でも80万人以上が男性不妊症の可能性があります。これは、同世代の糖尿病患者よりも多いのです。

男性不妊症の原因は?

不妊症の原因として、男性サイドに原因があるとされて、不妊症外来を受診される患者さんがいます。2014年度に日本国内の男性不妊症外来を受診した患者さん7253人を調査したところ、その中のほとんどは造精機能障害(5991人)でした(2015年度子ども・子育て支援推進調査研究事業より)。

また、閉塞性精路障害(286人)と、性機能障害(980人)の方もいます。これらの原因は一つだけではなく、複数のものが重なっている場合もあります。

1/3ページ

最終更新:7/14(金) 6:05
BuzzFeed Japan