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波佐見焼白山陶器 ダイソーに抗議 「デザイン模倣」 販売中止、在庫破棄求める

7/14(金) 10:40配信

長崎新聞

 波佐見焼の人気窯元、白山陶器(長崎県東彼波佐見町、松尾慶一社長)が、自社のデザインを模倣されたとして、100円ショップ「ザ・ダイソー」を全国展開する大創産業(広島県東広島市)に抗議文を送付したことが13日、分かった。模倣品の販売中止と在庫の破棄を求めている。

 白山陶器によると、問題視している商品は、ザ・ダイソーで販売されている扇子。「陶器柄」として扇子に印刷されている柄が、白山陶器が2009年から販売する「ブルーム」柄に酷似している、と指摘している。

 ブルームは植物をモチーフにした手書きの柄で、同社の「顔」ともいえる存在。デザインの保全に取り組む「日本陶磁器意匠センター」(名古屋市)に登録しているが、法的な拘束力はないという。

 白山陶器は、01年にもしょうゆ差しの形状を模倣されたとして、大創産業に抗議。これを受け販売を中止し在庫を破棄している。

 抗議文は10日付。この中で松尾社長は「ブルームを8年かけて人気シリーズに成長させてきたが、扇子柄への転用により、ブランドイメージが損なわれ、売り上げにダメージを受けるリスクに直面している」と批判している。大創産業は取材に対し「抗議内容を確認した上で対応を検討する」とした。

長崎新聞社

最終更新:7/14(金) 10:40
長崎新聞