ここから本文です

“親愛なるドナルド”と「パリ協定」の対話継続

7/14(金) 13:14配信

ホウドウキョク

大統領就任以来、初めてフランス・パリを訪れたアメリカのトランプ大統領は13日、マクロン大統領と会談し、離脱を表明したパリ協定について、今後も対話を続けることを確認した。

【写真】両首脳、高級レストランで、夫人を交えて会食の様子

待ったなしの環境問題

就任後、初めてフランスを訪れたトランプ大統領は13日、パリの大統領府でマクロン大統領と会談した。注目の議題の1つとなっているのが、環境問題。

12日、南極大陸の棚氷の一部が分離して、氷山になったと発表された。
南極大陸で確認された、大きなひび。面積は、三重県と同じほどで、過去最大級となっている。イギリスの調査チームは、地球温暖化との関連性も含めて、注意深く観測を続けるとしている。

「対策待ったなし」となっている環境問題。
中でも、トランプ氏とマクロン氏が真っ向から対立しているのが、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」。
トランプ大統領は6月、「アメリカはパリ協定から離脱する」と発表している。

2040年までにガソリン車とディーゼル車の販売を終了

一方、フランス政府は6日、2040年までにガソリン車とディーゼル車の販売を終了させると発表するなど、環境保護の姿勢を打ち出している。
足並みがそろう気配がない、アメリカとフランス。

トランプ大統領は会談後、「パリ協定」について、政策変更が「あるかもしれない」と述べ、両首脳は、今後も対話を続けることで一致したという。
トランプ大統領について、パリ市民は「パリ協定離脱はとても残念です。間抜けな判断です」、「マクロン大統領は、賢い行動をしています。一番権力があり、一番地球を汚しているアメリカとの対話は、継続しなければなりません」と話した。

また、会談では、シリア情勢やテロ対策で協力していくことも確認した。
トランプ大統領は記者会見で、「フランスは、歴史上最初の同盟国です」と述べ、マクロン大統領は、「親愛なるドナルド。あらためてありがとう」と歓迎した。

両首脳はその後、エッフェル塔にある高級レストランで、夫人を交えて会食。
14日はフランスの革命記念日の式典にそろって参加し、米仏の友好関係を演出する。
果たして2人の間に今後、歩み寄りはあるのか。

最終更新:7/14(金) 13:14
ホウドウキョク