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マダニ感染 佐世保で2人 50代男女、県内計9人に

7/14(金) 10:40配信

長崎新聞

 長崎県佐世保市保健所は13日、市内の50代の男女2人が、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染したと発表した。今年の県内のSFTS発症者は9人になったが、うち5人が佐世保市に集中。全国でも昨年を上回っており、注意を呼び掛けている。

 市保健所によると、2人は市内の同じ地域に暮らしており、男性は8日、女性は11日に発熱などの症状を訴えて入院。県環境保健研究センターでの血液検査で判明した。いずれも経過観察中だが、意識はある。

 男性は右太もも、女性は右足のすねにかまれたとみられる痕が確認された。2人とも海外渡航歴や農作業の経験はなく、犬を連れて畑の周辺を散歩していた点が共通しているという。

 市内では4月以降、5人の発症が確認され、うち2人が死亡。ただ対馬、長崎、平戸でも確認されており「生息する地域に偏りはないため(佐世保に集中する)理由は判明していない」という。全国では30件(6月12日時点)で前年同期19件の約1・5倍に上る。

 マダニは春から秋にかけて活動が活発になるとされる。保健所は▽肌の露出を少なくする▽帰宅したらシャワーを浴びる-といった予防策に加え、ペットの対策の徹底も呼び掛けている。

長崎新聞社

最終更新:7/14(金) 10:40
長崎新聞