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プロが見ても坂口健太郎のピアノはすごい! ~長瀬智也『ごめん、愛してる』は見どころ満載~

7/14(金) 17:53配信

トレンドニュース(GYAO)

主演は長瀬智也。
『クロコーチ』(2013年)『フラジャイル』(2016年)など、近年はニヒルな役が多かったが、今回は久々の純愛ラブストーリーに挑んでいる。

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原作は韓国KBSドラマ『ごめん、愛してる』で、脚本は、イ・ギョンヒが書いている。
共演する俳優には、大竹しのぶ、坂口健太郎、吉岡里帆に韓国の若手人気俳優、イ・スヒョクが出演し、豪華なキャスティングで脇を固める。最近のドラマは、『逃げ恥』や『地味スゴ』など、なんでも略してしまうパターンが多いなか、「ちょっとタイトルがクサイなぁ」と感じる。原作が韓国ドラマで、そのリメイク版ということもあり、こうしたイマドキっぽさに逆らうのも「たまには良し!」としよう。

■交錯する人間関係

始まりの舞台は、ソウル。
幼い頃母親に捨てられ、養護施設で育ち、不遇な暮らしをしてきた岡崎律(長瀬智也)は、ソウルの裏社会でマフィアの中に生きている。ひょんなことから三田凛華(吉岡里帆)に出会い、スリに合い困った凛華を律が助ける。律は韓国マフィアの息子ペクラン(イ・スヒョク)を狙った事件に巻き込まれ、頭に撃たれた銃弾が残り、余命宣告されてしまう。
そこで実母を探し求め、日本へ向かうことになった。
ところが初めて会った母・日向麗子(大竹しのぶ)は、かつて一世を風靡(ふうび)したピアニストであり、今は天才ピアニストとしてデビューした息子のサトル(坂口健太郎)を溺愛している。母の愛を求める律、息子を溺愛する麗子、自由な天才サックス奏者古沢塔子(大西礼芳)を追いかけるサトル、純粋な礼華。それぞれの愛の形が交差する。

ストーリー展開は、さまざまなパーツが拡散していて、のちに全てが集結するのだろう、と予感させる。
ソウルでの律の暮らし、「兄貴」と慕うペクランと律の関係、礼華とサトルの幼なじみを超えた兄妹のような信頼感、別々に暮らす裕福な律の両親、登場人物の背景を描くシーンをブツ切りで、大きな皿の上に盛っていく。一見、話が四方八方に飛び散り、展開の構築性に乏しい気もするが、たくさんのパーツがバラバラな状態のパズルだと思うと、長いゲームの始まりとも見える。
長瀬の流暢(りゅうちょう)な韓国語や、本物のピアニストに見える坂口健太郎のピアノのタッチ、人気韓流スター、イ・スヒョクの鍛え抜かれたシックスパックなど、とにかく見どころは満載だ。

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