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「善意だけではダメ」災害ボランティアで知っておきたいこと

7/14(金) 10:16配信

BuzzFeed Japan

九州北部豪雨のボランティアが活発になっている。そこで思い出すのが、災害取材に行くたびに現地で聞くこんな声だ。「善意なのはわかるんだけど……」。装備もないままにきてしまうボランティア、刻一刻と変化するニーズを踏まえない救援物資ーー。良かれと思う気持ちが、新たな負担にならないために必要なこととは?【BuzzFeed Japan / 石戸諭】

「何かしたいって善意はありがたいのですが、もう足りているものを送られても……」。2016年の熊本地震。ため息まじりに、こう語っていたのは被害が大きかった自治体の職員だ。

ボランティアや災害支援でもっとも重要なのは刻一刻と変化する情報、ニーズを正確に把握することだ。

九州北部豪雨の支援について、必ずチェックしたいのが全国社会福祉協議会のホームページだ。現地のボランティアセンターが発信している公式の情報がまとまっている。

ボランティアセンターでよく起きるのが電話回線のパンク。問い合わせが殺到し、回線がふさがってしまうため、本当に必要なやりとりができなくなるという声を取材で何度も聞いた。

問い合わせで多いのは基本的な情報で、ホームページなどですでに記載されていることも多いという。

かなり使える水害ボラ作業マニュアル

現地に向かうなら、必要な道具は事前に揃えておくこと。過去の水害取材でも軽装備のボランティアとすれ違うことがあった。
なにが必要なのかは、全国社協のホームページにあがっている水害ボランティアの作業マニュアルに詳しい。BuzzFeed Newsは全国社協に転載の許可をとった。

この作業マニュアルにある1枚の絵に最低限、必要なものがまとまっている。すべて事前に用意して、自己完結することで現地の負担を軽減できる。現地調達で賄おうとしても、店が空いていなかったり、すでに売り切れたりしていることも多い。
このマニュアルの優れているところは、モノの取り扱い方にも言及があることだ。ボランティアが思い出のものを乱雑に扱って傷ついたという声も少なくない。よくまとまっているので、心構えとしてしっかり読んでおきたい。

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最終更新:7/14(金) 10:16
BuzzFeed Japan