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西武・今井、151キロで全快証明 フレッシュ球宴1イニング全て直球「自分は大丈夫」

7/14(金) 7:01配信

西日本スポーツ

 大粒の雨が降りしきるなか、全力で右腕を振った。全イ選抜の先発を任された今井(西武)は、全14球を真っすぐで勝負。自己最速の152キロに迫る151キロをマークした。「納得できる球もあった。でも、真っすぐで空振りを取りたかった」と少しだけ悔しがった。

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 四球と盗塁で2死二塁のピンチを背負ったが、動じない。やはり直球でメヒア(広島)をセンターライナーに打ち取り、1回無失点。「チームに勢いをつけたかった。ゼロでよかった」。実家の栃木から家族も観戦に訪れた中での力投。同じドラフト1位右腕の藤平(楽天)にバトンを渡した。

 作新学院高のエースとして全国制覇を果たして入団した。春季キャンプは球団の高卒新人としては2010年の菊池以来となる1軍スタート。ところがキャンプ初日に右肩関節唇を痛め、4月にも肩付近に違和感を訴えた。2軍でも4試合の登板にとどまっている。

 それだけに今回の選出が決まった際に「うれしい」と普段はクールな19歳が喜んだ。目的があったからだ。「投げられない時期に多くの人が心配してくれた。自分は大丈夫ということを、大きな場所で見せたかったので」。雨にも負けず、入魂の14球で実証した右腕が飛躍への糧にする。

西日本スポーツ

最終更新:7/14(金) 7:01
西日本スポーツ